海と山の街、神戸の風景をつくる

市民、民間企業、行政、大学が力を合わせて推進

市民、民間企業、行政、大学の連携のもとで推進

山遊びの原点「おんたき茶屋」

神戸市中央区、新幹線「新神戸駅」の北側徒歩15分程度のところに、神戸を代表する古くからの観光地、布引の滝があります。大正4年創業の「おんたき茶屋」はこの布引の滝の雄滝(おんたき)を望む陵丘上から滝を向いて張り出すように建っています。付近一帯は、都心近くでありながら豊かな歴史環境、緑地環境に恵まれており市民の貴重な憩いの場となっています。

明治時代以降、神戸の居留外国人のリクリエーション登山に習い、このような六甲山の茶屋が拠点となって毎日登山の習慣が神戸に根付き、日本にハイキング文化が育っていきました。まさに神戸の、また日本全国の山遊びの原点と言える場所であり、改めて海と山に挟まれた神戸というまちの固有性を世界に発信することができる施設として大変貴重だといえます。
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