神戸大学 令和4年度 公募型 地域連携事業に本プロジェクトが採択されました。

企画・運営

プロジェクト名
「海と山の街、神戸の風景をつくる」
取り組みの趣旨と目的:
 現在、布引の滝周辺一帯は都市公園となっているが、明治5年に「布引遊園地」整備され54区画の土地が分譲され茶屋等が設けられ、物見遊山の行楽施設となった。日本の近代公園誕生は明治6年の太政官布達によるが、内外人雑居を持った神戸での布引遊園地、東遊園地の設置をめぐる内外間の折衝や市民運動がきっかけとなってこの太政官布達となったことが明らかとなっている。※1、※2 また一帯には川崎造船所(現川崎重工)の創業家の菩提寺(現徳光院)、記念施設(創業者川崎正蔵の銅像を収めた天蓋が残る)のほか、国の重要文化財となっている上水施設(日本初の重力式コンクリートダムや水道橋など)の遺構なども残る。都心に近く、歴史環境、自然環境ともに充実した場所であるにもかかわらず十分な顕彰と整備が行われていないのが現状である。神戸の固有性を世界に発信する際に貴重な観光資源としての整備と活性化を、行政だけではなく、市民団体、民間、大学の積極的な関与のもとで進め、全体を盛り上げていくことが本事業の趣旨であり目的である。

前年度の神戸大学地域連携推進本部のパンフレットはこちら↓
神戸大学地域連携推進室パンフレット(2021年3月版)PDFファイル(18MB)

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